嵐が5月15、16日に東京・国立競技場で開催を予定していたコンサート「アラフェス」が、新型コロナウイルス感染拡大などを受けて延期となった。

14日、ファンクラブサイトで発表され、メンバーたちが動画でメッセージを伝えた。

櫻井翔(38)が「ここで僕たちからお知らせです。5月15日16日に国立競技場で予定しておりました、『アラフェス 2020 at 国立競技場』ですけれども、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、断腸の思いではありますけれども、皆様の安全を確保するため、延期とさせていただくことになりました」と報告した。延期後の開催日時の詳細については、あらためて伝えるという。

相葉雅紀(37)は「まずは新型コロナウイルスの感染を収束させるため、引き続き皆さん1人1人の感染拡大の予防が大切になってきます」と伝え、「手洗い、うがい、せきのエチケット、人と人との接触を減らすこと、不要不急の外出の自粛、皆さんでできることから始めていきましょう」とあらためて呼びかけた。

松本潤(36)は「ファンの皆さんも不自由な生活を送っている最中だと思います。僕たちも、少しでもファンの皆さんに楽しんでいただけるようなコンテンツをお届けできないかと、メンバー、そしてスタッフ全員で今話しています。そして、動きだし始めております!」と明かした上で、「近日中に発表できると思うので、しばしお待ちください!」と笑顔で伝えた。

同所が新たに生まれ変わって以来、単独アーティストが開催する初の公演となる予定だったが、ライブ時の動員人数は8万人以上とも言われており、関係者らが難しい判断を迫られていた。

嵐は今年末をもっての活動休止を発表しており、延期となった同公演は、活動休止前の年内に開催するとみられる。