米ロサンゼルス在住のお笑いタレント野沢直子(57)が、新型コロナウイルス肺炎で亡くなった女優の岡江久美子さんとの思い出をつづり、追悼した。

野沢は24日、ブログを更新。「岡江久美子さん、悲しいです」と書き出した。1980年代に岡江さんの夫でタレントの大和田獏の名前を連呼する歌を深夜番組などで披露していた当時、テレビ局の廊下で岡江さんと遭遇したことがあるという。「岡江さんは私の顔を見るなり『あ!』と言って笑い出し、、、私が岡江さんに走り寄って、『す、すみません。あの、私、ご主人の名前の歌を、あの、あの、、』と焦りながら言うと、『いいの、いいの、全然いいの。私ね、あれ観たのよ。すっごいおもしろかったわあ。本人もね、きっと嬉しいと思う』と、ずっと笑いながらおっしゃってくださいました」と振り返った。

「『ほんとにいいのよー、面白いもん。なんかね、逆にそういうのやってくれて嬉しいの』とまで言ってくださり、なんて優しい方なんだろうと思っていました。その後、大和田漠さんと雑誌で対談させていただき、大和田漠さんも本当に優しく、私のそんなふざけた歌のことをとても喜んでくださっていました」と、夫妻の人柄をつづり、「志村けんさんが逝ってしまわれて、またこんなに誰からも愛されている方が逝ってしまうなんて。信じられないです。謹んでご冥福をお祈りいたします」と岡江さんを悼んだ。