NHKは27日、来年の前期の連続テレビ小説「おかえりモネ」を放送すると発表した。ヒロインは清原果耶が務める。

宮城県・気仙沼で生まれ育ち、登米で青春を送るヒロインが気象予報という天気に向き合う仕事を通じて、人びとに幸せを与えていく希望の物語だという。

脚本家安達奈穂子さんの脚本によるオリジナル作品。

ヒロインの清原は「『私、10分先の未来を予測したいです!』との百音ちゃんのその言葉に、私は励まされました。あの時ああすれば良かった? なんて考えてしまうことも少なく無いような世の中で、力強く生きる彼女だからこそひらける空があるのではないかと思っています。気象予報士のお仕事を通して助けられる誰かを、大切な人を笑顔にしたい。そしてドラマを見てくださる皆様それぞれに芽生える朝が来ますよう今一度、作品創りの尊さとしっかり向き合いながら

スタッフ・キャストの皆々様と誠心誠意お届けして参ります。『おかえりモネ』宜しくお願い致します」とコメントした。

◆清原果耶(きよはら・かや)2002年(平14)1月30日、大阪府生まれ。14年アミューズオーディションフェス・グランプリを獲得。15年NHK連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビュー。17年には映画「3月のライオン」の泣きの演技で注目を集める。18年NHKドラマ10「透明なゆりかご」でドラマ初主演。映画「愛唄-約束のナクヒト-」などで昨年の「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」の新人賞を受賞した。162センチ。