日本テレビが、15日、今季プロ野球公式戦の全日程発表がされたことを受け、巨人主催試合の地上波、BS日テレ、CS日テレジータスなどによる放送予定を発表した。

地上波では開幕から5試合連続で放送することなどがすでに発表しているが、計20試合を放送することが決まった。公式戦全日程は昨年の143試合から120試合に減少したが、ナイターゲームの放送は前年から2試合増加する。

BS日テレでは51試合、CS日テレジータスとインターネット配信のジャイアンツLIVEストリーム、Huluでは全60試合を放送、配信する。

他球団の主催試合については調整中という。

今季のプロ野球は、当面の間、感染防止のため無観客での開催となる。異例のシーズンスタートになるが、同局では、無観客ならではの施策を実施する。「バックネット裏最前列」や「エキサイトシート最前列」にカメラを設置するほか、地上波放送では、「DRAMATIC BASEBALLサポーター」に就任したKAT-TUNの亀梨和也(34)が「おうちで応援しよう」をコンセプトに、豪華なゲストとリモートでつながり、無観客試合を楽しめる副音声を実施。また、そのスタジオの模様は番組公式ホームページで生配信される。

さらに開幕3連戦では選手への応援メッセージを募集し、そのメッセージが東京ドーム内の大型スクリーンを通して、試合中の選手に届けられる。

他にも両チームどちらかに得点が入るたびに、データ放送から豪華なプレゼントが当たる応募企画や新兵器「AIキャッチャー」では、過去16年間、約400万球のデータから「失点防止に最適な1球」を画面で表示するなどの施策が用意されている。