文化放送が、10月改編で5年ぶりに深夜の生ワイド番組をスタートさせることが21日、分かった。同局で行われた上口宏社長の定例会見で発表した。

9月28日から、月~木曜の深夜1~3時枠に編成する。90年代後半に生まれた“Z世代”といわれる10~20代後半の若者層がターゲットという。内容やパーソナリティーは検討中。

衣笠聖也編成部長は、デジタルネーティブ若者層に向け「スマホでアクセスしやすい番組を。文化放送が深夜に新しい文化をつくる」。すでに人気深夜ワイドを持つ他局に対し「あらためて勝負を挑みたい」とした。

また、Z世代の若者層は夜更かししないというマーケティングデータもあるが、衣笠氏は「夜更かししたくなる番組を作りたい。寝ちゃっている若者をたたき起こす意気込み。深夜ならではのわくわく、ドキドキ感を」と話した。