女優石原さとみ(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(木曜午後10時)の16日放送の第1話の「見逃し配信」が1週間で165万再生(FOD、TVerの合計値)とフジテレビ歴代1位を記録したことが25日、分かった。これまでの歴代1位は昨年7月期の深田恭子(37)主演の「ルパンの娘」で120万再生。

「アンサング・シンデレラ」は、連ドラ史上初となる病院薬剤師が主人公の医療ドラマ。石原さとみ演じる萬津総合病院薬剤部の病院薬剤師・葵みどりが、患者の「当たり前の毎日」を取り戻すために奮闘する姿を描いていく。

16日放送の第1話は視聴率10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマーク。この4月から新たな指標とされている個人視聴率は5・4%となっている。

30日放送の第3話では、みどり(石原)の前にたびたび現れる謎の男、小野塚綾(成田凌)の素性が明らかになる。病院薬剤師の忙しさに辟易(へきえき)する相原くるみ(西野七瀬)に、みどり(石原さとみ)は育休中の先輩がまもなく復帰すると告げる。しかし、その先輩はドラッグストアに転職することに。このままでは忙しくなりすぎて、みんな辞めてしまうと嘆く刈谷奈緒子(桜井ユキ)を販田聡子(真矢ミキ)がいさめる。

そんな中、入院中の患者が半分に割られた錠剤を処方されていることが判明。錠剤を割る処方は薬剤で行ってはいけないとされている。みどりはドラッグストアに電話をして、患者の薬を出した薬剤師に問い合わせるが、そっけない対応を取られてしまう。「それならば」と、みどりは直接ドラッグストアに赴く。ちゅうちょしながら店内に入ると、そこにいたのは中華料理店「娘娘亭」で知り合った小野塚綾(成田凌)だった。