演歌歌手さくらまや(22)が1日、所属事務所「シンエイV(ファイブ)」を専属契約終了に伴い退社し、個人でプロダクションを立ち上げ活動することを報告した。

文書は新たに設立した「さくらまやプロダクション」の名義で発表。「新型コロナウイルスの影響を受け、気付けば『無職』に。この先どうしたら-と途方に暮れましたが、逆境に負けず歌を続けていきたいと決意し、家族や知人の力を借りてプロダクションを立ち上げました」と伝えた。

また「2008年の『大漁まつり』でのデビュー以来、10年以上お世話になりましたファンの皆様、メディアの皆様、そしてシンエイV株式会社にも恩返しできるよう精進していく所存です」と決意をつづった。

最後は「新型コロナウイルスの感染拡大で、暗いニュースや悲しいことが増えています。演歌、童謡、ポップス、アニメソング。たくさんの歌と音楽で皆様に元気を届けていきたいです」と結んだ。

さくらは08年、当時10歳で史上最年少演歌歌手としてデビュー。現在日大法学部に在学中で、ミュージカルなど舞台出演と両立していた。退社は7月18日までに「シンエイV」の公式サイトで発表されており、「長年、学業との両立をして参りましたが、昨今の社会情勢の変化に伴い協議を重ねた末、契約解消に至りました」などと報告していた。