お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(55)が、来月1日に東京地裁で開かれる「日大芸術学部裏口入学裁判」で初めて法廷に立つことが8日、明らかになった。

太田側は日大芸術学部に裏口入学したとの虚偽の記事を「週刊新潮」に掲載されたとして、発行元の新潮社に約3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴していた。

週刊新潮は18年8月16・23日号で「爆笑問題『太田光』を日大に裏口入学させた父の溺愛」と題した記事を掲載。12年に亡くなった父三郎さん(享年83)が800万円を渡したと報じていた。18年10月に第1回の口頭弁論が行われ、その後は和解交渉が行われたが決裂していた。口頭弁論でのやりとりは、主に弁護士同士が行ってきた。

太田の妻で所属事務所タイタンの太田光代社長は「太田の父は亡くなっていますがはっきりさせます。3年越しの戦いです。今までは弁護士さんに任せてきましたが、今度は太田も出廷します」と話している。