NHKは14日、来春スタートの連続テレビ小説「おかえりモネ」の新たな出演者を発表した。

同作のヒロイン永浦百音(ももね)を演じるのは清原果耶(18)。宮城・気仙沼の島で育ち、登米で青春を送りながら、気象予報士をめざし猛勉強。その後、東京の民間気象予報会社で鍛えられ成長。大型台風が町を直撃し、故郷の役に立ちたいと気仙沼に向かう決意をするストーリーだ。

登米の資産家であだなは姫、山林を森林組合に託し、カフェや診療所も経営する新田サヤカを夏木マリが演じる。朝ドラは3作目となる夏木は「彼女はとても先進的で自由、伝統芸能のキャリアもありますが、私自身、ただ今、悪戦苦闘中であります。主人公のモネの未来を導く役どころで、モネが将来に向かって自分らしく生きていくサポートができればと思っています」とコメントした。

百音を気象予報の世界に導くテレビで有名な気象キャスターの朝岡覚を西島秀俊が演じる。西島は「気象予報士は、現代を生きる私たちのくらしと密接に結びつき、ときには人の命にも関わる責任ある職業です。百音が目指す気象予報士・朝岡覚という人物をどんな風に演じられるか、作品に真摯(しんし)に向き合い、そして楽しみながら挑んでいきたいと思います」とコメントした。

ほか、サヤカが開設した診療所の所長を坂口健太郎、百音が働く森林組合の課長を浜野謙太、森林組合の古参職員をでんでんがそれぞれ演じる。

清原は「脚本を読む度に、安達さんの愛の詰まった物語に心を弾ませていましたが出演される皆様のお名前を耳にし出してから、より『おかえりモネ』の世界が鮮やかに色づきはじめました。百音としても、私自身としても感じ得るものがきっとある出会いと歩みになるのではないかと思っております。キャストの皆様と『おかえりモネ』の時間を共に過ごすことが出来る日々が待ち遠しいです」とコメントした。