アンタッチャブル柴田英嗣(45)が、フジテレビ系オムニバスドラマ「3人のシングルマザー~すてきな人生逆転物語~」(10月1日午後9時)の中の1つ、木村多江(49)主演の「東大とグリーンカレー」で8年ぶりにドラマ出演する。12年のTBS系「緑川警部VS33分の勇気」以来となる。

「東大とグリーンカレー」は、2人の息子を東京大学合格へと導いたシングルマザーの物語。水川早苗(木村)の勤務先のコンビニエンスストア店長・桑野を柴田が演じる。木村とは初共演となる。

柴田は「自分の子供が東大に入るなんて、どんな気持ちなんだろう、しかも2人もと思いました。今回は演じたというよりも、自分が店長だったらこう立ち居振る舞っているかなと、想像しながらやらせていただきました」。8年ぶりのドラマ出演については「バラエティー番組とはまた違う緊張感で、気づいた時には背中がびしょびしょでした。ストーリーの面白さはもちろん、私のぎこちないコントと見間違えてしまう程の必死な演技にも注目とダメだしをお願いします」と話している。

物語は、早苗は最愛の夫・幸太(片岡愛之助)を病気で亡くした後、女手ひとつで2人の息子を育てている。最期まで家族に尽くしてくれた幸太を思い、「子供がやりたいことは全部かなえたい」とコンビニエンスストアでパート勤務をしながら多忙な毎日を過ごす早苗。店長の桑野は、仕事に真面目な早苗をいつも気遣って「息子さんへ」と差し入れを持たせたり、心配している。そんなある日、高校1年生の長男・亮太(前田旺志郎)の3者面談で「欠席が多く、志望する大学合格は厳しい」と担任から告げられてしまう。早朝から夜まで働きづめの早苗は知らなかったのだ。落ち込む早苗を気遣う次男・翔太(醍醐虎汰朗)。一方で、母を失望させた自分自身にいら立ちを募らせた亮太は家の壁を殴って穴を開けてしまう。