女優有村架純(27)が、WOWOW「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」(12月5日スタート、土曜午後10時)の第3話に、昭和のスター女優役でゲスト出演することが29日、分かった。三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典(31)がマネジャーを演じる。

12月19日放送の第3話のタイトルは「女優」。60年前に失踪した俳優の白骨死体が見つかり、吉田羊演じる刑事らが、当時の交際相手の女優に会いに行く-という物語。

有村と岩田のシーンは昭和30年代の設定で、米国から取り寄せた35ミリの白黒フィルムで撮影された。衣装とともにレトロな雰囲気たっぷりに仕上がった。

かつてのスター女優貴船美沙を演じた有村は「過去の大女優を演じるにあたり、説得力が一番心配でした。生き方、構え方の貫禄を出すにはどうしたらいいのかと考えました。若き美沙は22~23歳という年齢なので、少女感と女性とのはざまというか…。大きく見せようとは思いませんでしたが、姿勢や笑い方など、そういったところを意識しながら演じていました」とコメント、「たった1話分の出演でしたが、居心地の良い現場でした」と話した。

岩田は、初共演の有村との撮影を振り返り「現場でたくさん気遣っていただき、大変演じやすかったですし、本当に優しい方だなと感じました。現場ではたわいもない会話もたくさんすることができた」と話した。仕上がりについて岩田は「演じた物語は切ないものではありましたが、2人の空気感を反映できたのかなと思います」と自信を見せた。

有村が演じる女優の現代パートは松原智恵子(75)が、岩田が演じるマネジャーの現代パートは若林豪(81)が演じる。