お笑い芸人、ほんこん(57)が、東京・池袋の都道で昨年4月に乗用車が暴走し、松永真菜さん(当時31)と長女莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(89)が「アクセルを踏み続けたことはない。車に何らかの異常が生じたから」と起訴内容を否認し、無罪を主張したことを受けて「自動車メーカーも声をあげて下さい」と呼びかけた。

ほんこんは8日、ツイッターを更新。東京地裁で開かれた飯塚被告の初公判について報じた記事を貼り付け、飯塚被告の主張に「車に異常ならメーカーにリコール願う 自動車メーカーの信用問題」とし、続くツイートでも「車に異常なら自動車メーカーリコールお願いします 自動車メーカーも声をあげて下さい 異常など無いと」と呼びかけた。

◆池袋暴走事故 19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視して横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚元院長と助手席の妻を含め2歳から90代の男女9人が重軽傷を負った。