NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の27日に放送された最終回第120回の平均視聴率が21・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

最終回は“「エール」コンサート”と題して、同作で活躍した人気キャラクターが総出演のカーテンコールをNHKホールからお茶の間に届けた。司会を務めるのは、窪田正孝演じる主人公の古山裕一だ。

ラインアップは以下の通り。

「とんがり帽子」=御手洗清太郎(古川雄大)、藤丸(井上希美)、夏目千鶴子(小南満佑子)

「モスラの歌」=藤丸、夏目千鶴子

「福島行進曲」=御手洗清太郎

「船頭可愛いや」=佐藤久志(山崎育三郎)、ギター村野鉄男(中村蒼)

「フランチェスカの鐘」=藤堂昌子(堀内敬子)

「イヨマンテの夜」=岩城新平(吉原光夫)

「高原列車は行く」=関内光子(薬師丸ひろ子)

「栄冠は君に輝く」=藤堂清晴(森山直太朗)、佐藤久志、

「長崎の鐘」=指揮は古山裕一、古山音(二階堂ふみ)ほかオールキャスト