6月に女性との不倫スキャンダルが報じられ、同10日から芸能活動を自粛していたお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建(48)が3日、都内で囲み会見を開いた。渡部は6月9日にスキャンダルが報じられ、同10日から芸能活動を自粛した。自粛中、スキャンダルを報じた「週刊文春」のインタビューを受け、その中で謝罪したことで「事態が収束するだろうと甘い考え」を持ったと明かし「今は後悔している」と吐露した。

渡部は6月の不倫スキャンダル発覚から、半年後のこの時期に会見がずれ込んだ理由について聞かれると「家族と向き合う時間を優先しなければと思ったら『文春』から再三、インタビュー…『言いたいこともあるでしょうから』と。全てお答えして謝罪すれば収束するだろうと甘い考え…記者会見をしなければ済むだろうと思った。大変後悔、反省しています」と語った。

渡部は「文春」の取材を受けたのは、所属のプロダクション人力舎と話し合った上だと説明。その上で「まずは謝らなきゃと思いながら収束すると…甘さ、逃げでした。事務所みんなと話し合い『文春』で終わらそうとした時、ホッとした…報道後、誤りだったかなと」と、自らのスキャンダルを報じた「文春」であっても、限られた媒体の取材に答えることで、多数の媒体が集まる会見を逃げ切れたという、甘すぎる安堵(あんど)の思いがあったことを吐露した。

スキャンダルの相手となった女性について聞かれると「僕のこういったバカで自己中心的な欲深いことに付き合ってくれた女性。言い訳の余地はない。大変ひどいことをした。妻は1番、そういうことに関して落胆していた」と語った。

自粛後、女性とは「連絡は取ってないです」と語った。その上で「女性に関した間違った接し方は、不徳の致すところ。改めますと言ったところで、このような人間が言ったところで信用されない。日々の、これからの生き方と言いますか、信用していっていただくしかない」と繰り返した。