漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏原作の人気漫画「鬼滅の刃」をアニメ映画化した「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)が13日に興行収入(興収)302億円を突破した。

製作、配給のアニプレックスが14日、発表した。10月16日の封切りから59日間で、興収302億8930万7700円、動員2253万9385人を記録。59日間での興収300億円突破は、歴代最高の308億円を記録した01年「千と千尋の神隠し」の253日目と比べても、5倍近く速い史上最速だ。

12日から先着75万人に配布した「来場御礼スペシャルブック」効果もあり、前週から興収を14億円積み上げた。劇中に登場する煉獄(れんごく)杏寿郎の人気が高く、ツイッター上で「#煉獄さんを300億の男に」とキャンペーンが起きていたが見事、成就。308億円まで約5億1100万円差に迫り、公開10週目の最終日20日にも、新記録の達成が濃厚となった。