肺炎で20年12月31日から入院していた、落語家立川志の輔(66)が7日に退院したと8日、所属事務所が発表した。

公式サイトで「順調に回復し、1月7日に退院いたしました。医師より、この後、2週間位は無理をしないようにとのお話がありましたので、万全な体調での仕事復帰を目指して、少しずつ体力回復に努めていく所存です」と明らかにした。

新型コロナウイルスの抗原検査は陰性だったという。ただ、同サイトは「また、PCR検査に関しまして医師より現在の回復状況から判断して検査は特に必要ないとのお話でしたが、お仕事復帰前には検査を行う予定です」と、仕事復帰の際にPCR検査を受けると説明した。

入院により、5日から31日まで東京・パルコ劇場で予定されていた落語公演「志の輔らくご 伊能図完成200年記念『大河への道』」が上演中止になった。同サイトは「ご心配ご迷惑をおかけしたにもかかわらず、たくさんの励ましのお言葉や温かいお見舞いのメッセージをいただきましたこと、心より御礼申し上げます」と感謝した。