3月29日からリニューアル、放送28年目に入るフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)のメインキャスターに入社4年目を迎える井上清華アナウンサー(25)が抜てきされることが18日、発表された。

3月26日で卒業する永島優美アナウンサー(29)に代わり、現在ともに同番組のニュースサブキャスターを務める生田竜聖アナウンサー(32)とともに昇格する。12年4月からメインキャスターを務めて10年目に入る三宅正治アナウンサー(58)と、3人でメインキャスター陣を形成する。

井上アナは青学大文学部を卒業して、入社した1年目の18年10月から「めざましテレビ」に出演。現在は月、火、金曜でニュースサブキャスターを務めている。井上アナは「私が生まれる前から、歴代の先輩方やフジテレビが大切にしてきた『めざましテレビ』。学生時代、憂鬱(ゆううつ)な朝もワクワクした朝も、テレビの向こうの明るさに元気をもらっていました。そんな温かい番組を受け継ぐと聞いた時は、喜びと驚きとその責任感に、一瞬時が止まり頭が真っ白になりました。今も、夢ではないようにと何度も祈っております。いつも見てくださっている皆さまの朝が少しでも心地よい時間になるよう、丁寧に、明るく、精いっぱい努めてまいります。どうぞよろしくお願い致します」と話している。

生田アナは中大法学部を卒業して11年4月に入社。入社1年目の10月から「めざましテレビ」に出演。16年4月から月~金曜のニュースサブキャスターを務めてきた。「『めざましテレビ』に携わってから9年半がたちます。役割は変わっても、正確な情報を丁寧にお伝えすることに変わりはありません。与えられた現在を、託された未来へしっかりとつないでいけるよう、日々の放送に取り組んでまいります。まずは顔と名前を覚えていただくことから始めたいと思います。引き続き『めざましテレビ』をよろしくお願い致します」と話している。

早大商学部を卒業して85年入社の大ベテラン、三宅アナと男女のエース候補を組ませることに、情報制作センターの高橋龍平チーフプロデューサーは「困難が続く時だからこそ、『めざましテレビ』は毎朝見ていただくうちに“今日も一日頑張ろう”と心のスイッチが入る、太陽のような番組でありたいと願っています。井上アナは、いるだけでその場をパッと明るくする、天真らんまんな笑顔がチャームポイント。生田アナは、普段は生真面目ですが、実は“オモシロ”な一面があり大のロック好きな男です。どうか2人を温かい目で見守っていただけたら幸いです。春からフレッシュにパワーアップする『めざましテレビ』にご期待ください」と話している。

同番組は18年から3年連続で民放同時間帯の視聴率1位。20年(19年12月30日~21年1月3日)の年間平均視聴率は8・9%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 

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