ロックバンド「SEKAI NO OWARI」の楽曲が初めてドラマになることが9日、分かった。音楽を独自の視点で解釈した物語をショートドラマ化するABEMAの新企画「Music Story」の第1弾として、ヒット曲「YOKOHAMA blues」を7分間のショートドラマにして今日10日午後7時から配信する。

劇中では、4人組バンド「インナージャーニー」のドラムKaito(19)が本心を伝えられなかった女性の結婚式に参列するアーティストを、古川琴音(24)が新婦を演じる。Kaitoは「幼い頃に聴いた作品に役者として参加することに少し違和感を感じた。音楽とドラマの融合で引き出される世界に引き込まれた」。古川は「歌詞がセリフの代わりでKaitoくんの役のセリフだけが用意された台本を頂いた感じ。どんな女の子でいたらいいんだろうと考えた」と語った。

男性目線版をABEMAビデオ、女性目線版をSEKAI NO OWARI公式YouTubeチャンネルで配信するという、新たな試みも行われる。

「YOKOHAMA blues」は、デビュー日の10日発売のベスト盤「SEKAI NO OWARI2010-2019」にも収録されている。