お笑いコンビ、ミルクボーイが1日、兵庫・姫路城で、無観客生配信イベントに出演し、新作漫才「姫路」を披露した。

姫路城西の丸で、天守閣をバックに、駒場孝(35)が「オカンがオススメの観光地の名前を忘れたらしくて」とスタート。姫路出身の内海崇(35)が「いろいろロケしたけど、2泊3日がちょうどいい」「姫路にははっきりとしたおみやげはありません」など、姫路の観光地や方言を織り交ぜた漫才を披露した。

昨年12月から姫路観光コンベンションビューローのYouTubeチャンネル「心で旅する姫路」で「ミルクボーイの新漫才『姫路』ネタ作りの旅」の短編動画を配信。今年2月には、姫路出身の天津・木村卓寛(44)の案内のもと、ミルクボーイがネタ作りの参考になりそうな姫路の観光地を回る長編動画を3本配信した。

その「姫路」の完成披露として、姫路城で新ネタライブを行った。木村とのトークでは、映像を見ながらロケを振り返った。

新漫才を終え、内海は「作るときに『イジってください』って。2泊3日とか、笑えるところも入れられた」。駒場も「姫路の方がおおらかで、作りやすくて何でもできた」と笑顔。それでも、地元での漫才に、内海は「知り合いが見てくれてると思うと緊張しました。地元凱旋(がいせん)ライブで、いい意味で緊張」と振り返った。

駒場も「相方の故郷なので緊張しました。オカンも案内してあげたい」と話した。

タレント・ヒロミの専属運転手を務めていた木村は「(ヒロミを)姫路城はやっぱりお連れしたい。かっこいい建物とか造形物がたぶん好きなので」と話した。運転手は昨年12月から今年2月までの3カ月間務めたが、「次のステージということで」と2月末で終了したと明かした。

「ミルクボーイは運転手にするなら誰か」と質問された駒場は「木村さんでしょう」と笑わせた。