俳優岡田健史(21)が、警視庁を舞台にした権力闘争を描く4月スタートのテレビ朝日系ドラマ「桜の塔」(木曜午後9時)で3回目の刑事役に挑むことが9日、分かった。これまで演じてきた刑事役との違いを意識し、岡田は「まったく新しい役に挑むよりも難しいと思っています。最終話まで全力を尽くします! どんな評価も受け入れる覚悟です」と意欲的に語っている。

同作で岡田は、警察大学校トップ成績のキャリア組ながら捜査1課を希望した変わり者の刑事を演じる。玉木宏演じる主人公の警視庁捜査共助課理事官が有能さに気付く、という設定だ。広末涼子が演じる先輩刑事に思いを寄せるという役どころでもある。

昨年、TBS系「MIU404」、映画「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」で刑事を演じた。これまでの経験を生かしつつ、権力闘争を描く「桜の塔」で、よりリアルな人間を演じたいという。

玉木、広末、森崎ウィン、仲里依紗、橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平に囲まれての出演に、岡田は「本当に光栄。ただ、爪痕を残そうと力むと、空回りしてしまうタイプなので、自分が果たすべき責任をまっとうしたい」と話している。