9日に、3月末で、吉本興業とのエージェント契約が終了することが発表されたお笑いコンビ、極楽とんぼ加藤浩次(51)が10日、MCを務める「スッキリ」(月~金曜午前8時)に生出演し、自らの言葉で説明した。

加藤は「エージェント契約しないことになりまして、2年前にあった騒動があってああいう発言をして、吉本興業とエージェント契約しようと思っていた。3月が更新時期で、吉本興業さんから契約延長しないと言われて、契約書で双方が延長しないと言えることになっていて、契約違反とかではなく、そう言われた。僕が発言したエージェント契約だから、続けたかった部分ある。会社のほうから、契約しないと言われたらノーと言えないので、お互い納得の上で、契約がなくなることになっちゃった。僕もびっくりしている。そっかーっと。僕自身も考えて、ここから新たにやっていこうと思う。これから自分で会社も作って、自分でやっていこうと思う」と語った。さらに「スッキリはこの後も続いていくということで、春菜と水トちゃんは新しい門出と言っていたけど、実は私も新しい門出になってしまいました。3人揃って新しい門出になりました。スッキリは続くので、そこでは正直に嘘なく続けていきたいと思う」と抱負を語った。

加藤は19年7月22日放送された同番組内で、「闇営業問題」における吉本興業の対応を巡って厳しく批判。「現体制が続くようなら自分も辞める」といった趣旨の発言をしたが、大崎洋会長らと話し合いを重ね、同10月1日付で同社と「専属エージェント契約」を締結し、事実上残留していた。

また、吉本興業の公式サイトでは「タレント加藤浩次は当社とエージェント契約を締結したうえで芸能活動を行っておりましたが、双方の協議の結果、同契約の期間満了により2021年3月31日(水)をもってエージェント契約を終了することになりましたのでご報告します」と伝えられた。