元プロ野球選手の清原和博氏(53)と俳優高知東生(56)が17日、都内で依存症の理解を深めるための音楽イベント「Re-START~みんなで考えよう 依存症のコト」に出席した。

依存症からの社会復帰を目指す自助努力グループ仲間である元NHK歌のお兄さんの歌手杉田あきひろ(53)、元NHKアナウンサー塚本堅一氏(43)とともに登場した。

司会の今田耕司(55)から「お久しぶりです」と声をかけられると、清原氏は「少し痩せました」。そして「月に1度いろいろなカウンセリングを受けて尿検査。そして自助努力の仲間と話し合って、なんとか回復したいと努力しています」と説明した。

自助グループの仲間について、清原氏は「花の2016年組です。僕たち、同じ年に捕まっているんです。自助グループの仲間には隠すことがないから、全部はき出すことができる」と笑顔を見せた。

今田に対して、高知は「久しぶりですね。(日本テレビの)『マジカル頭脳パワー!!』(90~99年)以来ですかね」と笑いかけた。最初は自助グループに抵抗があったというが「今は何でもさらけ出すことができる。自分のやれることをやっています」と話した。

今田は「皆さん、穏やかな顔になった。悪いモノが取れた感じ。清原さんは以前、特番で一緒になった時と全然違う」と話した。

清原氏は「昨年執行猶予が明けて、アマチュア指導資格を取ったりしている。世間のスピードと合わないところもありますが、焦らずに1歩、1歩進んでいく」。高知は「分かり合える仲間がいるので、頑張って回復していきたい」と話した。

今田は清原氏に対して「次は元木コーチを呼んで、涙の対面と行きますか」と、現役時代に“舎弟”として仲の良かった元木大介巨人軍ヘッドコーチとの再会を提案して笑った。