29日に楽天生命パークで行われる楽天-日本ハム戦の始球式に数々のミッションを行った結果、9人の代表として桜ひなのが登板することになった“いぎなり東北産”。日刊スポーツ東北版では「いぎなり東北産をいぎなり知りたい」と題しメンバー9人をご紹介。メンバーの現在の夢や尊敬する人物、私のイチオシごはんなど、その素顔に迫っちゃいます! 最終回は桜ひなの、伊達花彩、藤谷美海の3人が登場です。

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桜の目標は「歌でみんなを喜ばせること」だ。

「今の夢はカラオケで100点を取ること。バーチャル審査委員長がいて最後まで歌い切りなさいというモードがあるんです。最近はそれにはまっています。とにかく、苦手な歌を作りたくない。だから、苦手な歌をとことん歌うんです。満足するまでやるので『十八番は?』と聞かれてもこれといったものがなくて…。全ジャンル好きですし、得意です。どちらかといえば、男性アーティストの方が声がわりと合いますね」

おうち時間の過ごし方を「寝る、歌っている」と答えるくらい、歌が大好きな桜が目指すアーティストは、同じ事務所に所属する私立恵比寿中学の柏木ひなただ。

「初めて柏木さんの歌を聴いた時に涙が出てきたんです。ライブに行った時も泣きました。歌で人の感情を揺さぶることができると知って、私も歌で人を喜ばせたり、感動させたいと思いました」

大好きな歌とまっすぐに向き合う桜のイチオシごはんは伊達が研究中のオムライスだ。

「でも私の場合は母が作ったオムライスしか食べられないんです。実はタマネギが嫌いなので、母が私のためにアレンジしてくれたものでないとだめで…」

数々のミッションを経て始球式を行うことが決まった桜が始球式に臨む決意を語ってくれた。

「まだ信じられない感じがしますが、みんなの思いも込めて投げます。ちゃんと投げられるようにプロテインも飲まなきゃ」

どんな始球式になるか今から楽しみだ。

◆いぎなり東北産 メンバー全員が東北出身の女性アイドルグループ。東北を盛り上げるべく東北を拠点に活動。結成6年目を迎え、6日に2ndアルバム「東京インベーダー」発売。歌唱力、パフォーマンス力には定評があり、2年後の日本武道館コンサートが目標。

◆桜ひなの(さくら・ひなの) 2004年(平16)5月6日生まれ、17歳の岩手県産。目標は歌でみんなを喜ばせること。愛称は「ひなもん」。