28日に放送された女優波瑠(30)主演のフジテレビの連続ドラマ「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)の第2話の視聴率が10・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが29日、分かった。

初回の13・4%より2・8ポイント、ダウンした。

働き方改革を目指す柏桜会グループが「あさひ海浜病院」に“365日24時間、どんな患者も断らない”医療を目指して、夜間勤務専門の救命医チーム「ナイト・ドクター」を立ち上げる。医師の朝倉美月(波瑠)は新たな就職先にナイト・ドクターを選ぶ。指導医の本郷亨(沢村一樹)の下、美月のほかに、深沢新(岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)が集まった。年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちが、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら絆を紡いでいく青春群像医療ドラマ。

第2話で、美月は恋人の大輔(戸塚純貴)の浮気現場を目撃してしまっていた。いつもと違う美月の様子は、深沢たちに見抜かれ、成瀬には職場に私情を持ち込むなと言われる。

そんな夜、深沢と高岡は本郷にウオークイン当番を命じられた。ナイト・ドクターは重症患者だけでなく、昼の診察に行けない外来患者も診る。だが、緊急性のない患者の多さに深沢たちは閉口していた。

美月もウオークインに入ると、帽子をかぶった男が来る。美月の父、哲郎(佐戸井けん太)だ。軽症者が気軽に来るなと父を叱る美月。深沢は鮎川希実(谷村美月)の子供、玲生を診察中。美月の声を聞いた希実は、そそくさと帰ってしまった。

哲郎に声をかけた桜庭は父娘事情を知る。哲郎の妻が13年前に亡くなったと知った桜庭は…。一方、美月は舌をかんだ斎藤篤男(赤ペン瀧川)を治療。

美月が心配な哲郎は寮に押しかけて深沢の部屋に居候。そんな時、希実が再び玲生を連れて来た。深沢は玲生に異常を感じるが、この日のウオークインは美月。美月が玲生を診察していると斎藤が救急搬送されたと連絡が入り、そちらへ向かう。

斎藤の治療を終え、抱いた不審点を話す美月に、深沢は玲生に黄疸(おうだん)が出ていなかったか聞く。本郷から診察時の様子を思い出すよう言われた美月は、希実の気になるしぐさを思い出した。その頃、希実は玲生の診療について、夫の聡(笠原秀幸)ともめていたのだった。