草なぎ剛(46)主演映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)のロングランを記念した舞台あいさつがが7日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。同作は昨年9月25日の公開以来、現在も上映が続いており、動員数は57万6000人を、興行収入は7億9000万円を超えた。TOHOシネマズでは、来週14日から毎週水曜日は1200円で鑑賞できる「TOHOウェンズデイ」がスタートするにあたり、TOHOシネマズ日比谷では、毎週水曜日に同作を上映するという。

草なぎは「みなさんのおかげです。こんなに長く上映されるとは思ってもみなかった。撮影前に内田監督が『なんの後ろ盾もない映画なのに大丈夫かな』って言っていたのを思い出します。SNSでみなさんが拡散していただいたおかげです」と感謝した。

同作は、日本アカデミー賞で主演男優賞や作品賞を受賞するなど、海外の賞も含めて18冠に輝いた。草なぎは「台湾でも公開され、本当にうれしい。健やかにすごせます」。さらに「公開前には、#草なぎ剛の代表作とツイートしましたが、本当に代表作になりました。こんなことはこの先、もうないと思う。もう奇跡でラッキーで、神さま本当にありがとう」と語った。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」では徳川慶喜を演じている。役の幅が広いことを聞かれると「午前2時に起きて、馬を乗るシーンを撮影しました。でも、使われたのはたったの4秒ですよ。いやこれは文句じゃないんです。元気があれば、夜中の2時に起きても撮影にいくことができる。文句じゃないですよ。なによりも、作品を愛していただけることが一番幸せです」と話した。

舞台あいさつの最後に、草なぎは「#ウェンズデイスワン」のツイートしていただきたいと観客にアピールした。