来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第4次出演者が9日、同番組の公式ツイッターで発表され、竹財輝之助(41)の出演が明らかになった。新垣結衣演じる八重の兄で、家族思いの伊東祐清として登場する。大河ドラマは2回目の出演となる。

ツイッターでは「このままでは八重が不憫でならぬのだ。願いを叶えてやりたい」のせりふとともに紹介された。

竹財は心優しい祐清について「妹の八重のことをとても大切にしている、いいお兄ちゃんの印象があります。大河ドラマで武将を演じるというのが役者として一つの目標だったので、興奮と緊張が半端ないですが、幸せな日々を送らせてもらっています」。

三谷作品には初出演となるが「本だけでも読み物として面白いので、繰り返し読んでしまいます」とし、「演者としてはプレッシャーを感じていますが、いち視聴者として演者の皆さんがこの脚本をどう料理するのかとても楽しみで、今後の参考にさせていただきたいなと思っています」と意気込む。

北条宗時役の片岡愛之助とはTBS系「半沢直樹」で共演。「今回は大事なところを握られないように相対したいと思います!」と話している。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。

主演の小栗のほか、これまでに菅田将暉、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表された。第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行、第3弾出演者として江口のりこ、鈴木京香、市川染五郎らの出演が明らかになった。

第4次出演者発表は2日に分けて行われ、8日には青木崇高、秋元才加、山崎一、岡本信人、この日は市川猿之助の出演が発表されている。