日本テレビ上重聡アナウンサー(41)が11日、レギュラー出演する同局系情報番組「シューイチ」(日曜午前7時30分)で、かつての野球のライバルで、今季限りで現役引退することを発表した西武松坂大輔投手(41)についてコメントした。

7日に同局を通じてコメントした上重アナだが、テレビ放送の肉声では初めて戦友の松坂に言及。「今、引退という原稿を読む日がついに来てしまったなと。(引退は)事前に報告を受けていた。5月末ぐらいに調子が良くなってきて、試合に投げれそうだと話をしていたが、そこから痛み、しびれが再発して、もう一度立ち上がる気持ちが出てこなかったと。心が折れてしまったと。申し訳ないとおっしゃっていました。14年ぶり西武に戻って球団にもファンにも、もう1度投げる姿で恩返ししたいと話していたが、ケガというところには勝てなかった。我々松坂世代と言われるが、いつも先頭を引っ張って輝いてくれていたので、それから刺激を受けて、みんなも頑張っていたと思う。お疲れさま、ありがとうっていう気持ちですね」と話した。

上重アナはPL学園3年の98年に投手として、夏の甲子園準々決勝で松坂擁する横浜高と延長17回に及ぶ名勝負を展開。松坂が引退発表した7日には、上重アナは局を通じて「頭の中で覚悟はしていましたが、ついにこの日が来た、来てしまったとやはり寂しい気持ちになりました」などとコメントを発表。今後の実況中継での共演も希望していた。