デーブ・スペクターが11日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、西村康稔経済再生担当相が酒類提供を続ける飲食店と取引を行わないよう酒類販売事業者に要請する意向を示したことについて言及した。

「『法治国家なのに』っていうキーワードが重要であって、これはあくまで依頼している、お願いしている。お願いしている人が脅迫まがいのことをやるのは逆効果。今の政権はこれしかリーダーシップ発揮できていないのは、情けない」と切り捨てた。

さらに「オリンピックも始まるから、海外メディアも細かく報じている。だんだん無観客とか滑稽にみえてきている。(欧米は)共生するんですよ、ウィズコロナやっているのに、こうしてなんで(日本は)こんなに過剰にやっているのか不思議でならないっていうところもある。ダメっていうのが大好きなんですよ、日本って昔から」と続けた。

MCの爆笑問題太田光が「西村さんが撤回したっていうけど、あそこにペーパーとして作っているっていうことは、結局みんな会議で(決めている)」と指摘すると、デーブは「騒がなかったら、やろうと思っていたんですよ。グルメサイトで告げ口させるってこれは、共産国とかナチスドイツがやることですよ」と厳しく批判した。