TOKIO城島茂(50)が、チャリティー企画「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」の最終第10走者を務め、ゴールした。

昨年に続き、公道を使ってのチャリティーマラソンが、新型コロナウイルス感染予防の観点から中止。福島のJヴィレッジの閉鎖された安全なコースを10区間11人で、リレー形式で100キロを目指した。

城島は、同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)で企画を展開した「DASH村」などでの交流をきっかけに、福島県に深いつながりをもつ。現在は、県庁内に「TOKIO課」ができるほどで、地元の人々の“想い”を背負って、走りきった。

最後は、前の区間を走ったアスリートたちが伴走。城島は充実感いっぱいの表情で「何か感じてもらえることができたら、うれしいと思いました。お互いにがんばっていきましょう。そんな気持ちで走りました」と振り返った。

さらに「誰かを想うこと、そんな余裕はない時代かも知れませんが、それでも誰かを想うことってすてきだなっておもいながらみんなでリレーしました。ありがとうございました」と感謝した。

「募金リレー」前に城島は同局を通して「震災から10年、福島で走れることにご縁を感じます。その後もいろいろな災害があり、大変な方が全国にいらっしゃいますが、僕たちの走りが明日への一歩につながればいいなと思います。1人で走るのではなく、お世話になった多くの方々の想いを胸に、みんなで走るので楽しみです」とコメントしていた。

同企画では、21日に、第1走者を番組メインパーソナリティーを務めるKing&Prince岸優太、第2走者を東京五輪卓球混合ダブルス金メダリスト水谷隼が担当。22日は、早朝から第3走者をトリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香氏、第4走者を東京五輪女子レスリング金メダリスト川井梨紗子友香子姉妹、第5走者を元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏、第6走者をロンドン五輪体操女子日本代表の田中理恵氏、第7走者を元ボクシング3階級王者の長谷川穂積氏、第8走者を元なでしこジャパン丸山桂里奈、第9走者を東京五輪女子バスケットボール代表林咲希が務めた。

リレーの応援として集まった募金は、11年東日本大震災、16年熊本地震、18年西日本豪雨といった被災地の復興支援に活用される。