声優の楠木ともり(21)が所属するソニー・ミュージックアーティスツは3日、楠木の公式サイトで、ダンスなど大きな運動を伴う運動をすると、生まれつき関節周辺の筋肉に激しい痛みやしびれが出る症状があり、症状を抑えるのが困難との医師の診断を受けたと公表。その上で「自身の活動、及び、参加する全てのコンテンツでの稼働におきまして、大きな動きを必要とするダンスに関し、今後は差し控えさせていただきます」と報告した。

「2021年4月18日に発表をさせて頂きました楠木ともりの身体の状態に関して、現状をご報告いたします。生来の体質によりダンス等、大きな動きを伴う運動を行うと、関節周りの筋肉に痛みや痺れが生じやすい状態にあると医師から診断を受けており、症状が出ないよう最大限の配慮を行い、関係者各位のご協力も賜りながら活動を続けて参りましたが、ダンスを伴うパフォーマンスが続いた後は、激しい痛みが生じておりました」

「その後、改めての精密検査を行いましたが、大きな動きを伴う運動を続ける限り症状を抑えるのが困難であるという診断を受けております。この度の診断を受け、誠に心苦しい決断とはなりますが、自身の活動、及び、参加する全てのコンテンツでの稼働におきまして、大きな動きを必要とするダンスに関し、今後は差し控えさせていただきますこと、ここにご報告いたします」

楠木は17年の「エロマンガ先生」の女子中学生役で声優デビュー。アニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインの主人公レン役、「遊☆戯☆王SEVENS」の霧島ロミン役などで知られる。

また、20年8月には、自身がヒロインを務めるアニメ「魔王学院の不適合者」のEDテーマ「ハミダシモノ」でソロ歌手としてメジャーデビュー。4月にリリースした「Forced Shutdown」は、オリコンデイリーチャート1位を獲得した。