歌手近藤真彦(57)が7日夜、文化放送「松井佐祐里“new normal”の小部屋」に特別出演し、ジャニーズ事務所退所後初めて心境を語った。また、昨年11月から放送を休止していた「近藤真彦くるくるマッチ箱!」(火曜午後9時半)に代わり、同じ枠で新番組「近藤真彦RADIO GARAGE」をスタートさせることも発表した。タイトル変更で心機一転の再始動となる。

近藤は昨年11月に25歳下の女性との不倫を報じられ、芸能活動の自粛を発表。今年4月末にはジャニーズ事務所を退所した。

冒頭「このたびは個人的な不祥事の問題で、皆さまに大変な心配と多大なるご迷惑をおかけしました」と謝罪。44年間所属したジャニーズ事務所からの退所も「このたびの件がきっかけになったことは間違いありません」と初めて報告した。60代へ向け、芸能活動もレース活動も本業という思いは強く、「世代交代の激しいジャニーズ事務所の中にあって、仕事をし続けることの難しさを痛感していた」とも述べた。

ジャニーズ事務所や亡くなったジャニー喜多川氏、藤島メリー泰子氏への感謝も語り「思い出を僕の心の中に刻んで、これからも頑張っていきたい」。ファンに向け「皆さんを裏切ってしまったこと、自粛の中で深く反省しました」「新たな気持ちで芸能活動、レース活動と向かい合い、進んでいく決意です」と語った。

「くるくるマッチ箱」の代替番組として放送されてきた「“new normal”の小部屋」は終了する。