タレントでレゲエアーティストしても活動する鈴木紗理奈(44)が、9月18日に東京・新木場STUDIO COASTで開催される「渋谷レゲエ祭2021」への出演を辞退すると発表した。

鈴木は9日、インスタグラムを更新し「今日緊急事態宣言延長が決定されたこと、そしていくつもの不安がある今の現状を踏まえ、18日に出演を予定していた渋谷レゲエ祭の出演を辞退させていただく事にしました」と報告した。

「この1年程ライブのオファーは、話を頂いた時点でお断りしてきたのですが渋谷レゲエ祭は初開催から十数年に渡り出演させて頂いてきたという経緯と、そんな方達が苦しい思いをしてきた事への個人的な思いもあり決断が今になってしまいした」と説明。「主催者であるSpicyChocolateさんはじめ楽しみにしてくれていたファンのみんな本当にごめんなさい。どうかご理解いただけたらと思います。心を込めて」とつづった。

鈴木は1日の投稿で、新型コロナウイルス感染防止対策が不十分だとして批判が集中したヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」の騒動を受け、「ストリートの音楽はやっぱりこんなもんなのかとメッセージが軽んじられたり、絶やさせる事がない事を切に願います」と思いをつづっていた。「渋谷レゲエ祭2021」への出演については、「もちろん出演するにあたり感染対策やガイドラインについては主催者と何度も確認を取り、問題ないとの判断での出演ですが、再度確認して出演の判断させていただきます。また出演する際は、東京都の定めたガイドラインや感染対策等を改めて報告させていただきます」としていた。