ABCラジオの道上洋三アナウンサー(78)が11日に脳梗塞のため緊急入院したため、13日午前6時30分から放送された同局ラジオ「おはようパーソナリティ道上洋三です」で、堀江政生アナウンサーが状況を説明した。またこの日午後、同局ラジオでは、道上アナについて、現況に変わりはなく、投薬治療などを継続。容体は落ち着いているものの、退院や復帰時期は未定とした。

道上アナは、11日午前に体調に異変があった。この日のラジオでは、堀江アナが「土曜の朝、いつもと違う様子に気づいた奥さんが119番し、病院に搬送されました。検査の結果、脳梗塞を発症していることがわかりました」などと、状況を伝えた。

堀江アナは、加えて「命に別条はありません」と繰り返して容体の安定も伝え、今後しばらく、堀江アナらが番組を続けていく方針も示された。

道上アナは、今年2月下旬にも、めまいによる体調不良を訴えたが、約1週間番組を休み、復帰した。

過去には、06年に髄膜腫治療のため、約3カ月休養。その後、当時残っていた腫瘍が大きくなったことから、18年夏にも治療に入り、約2カ月休養した後に復帰している。