水原希子(30)が15日、都内で行われたマッチングアプリ「Tinder」のスペシャルトークイベントで「自分の気持ちを大事にするキャンペーンを行っているので」と胸を張った。

水原は、20年に引き続き「Tinder」のブランドアンバサダーを務め、1日から公開された新オンラインCM4編に出演している。この日は会場の4人と、オンラインで参加した12人の大学生とトークした。

水原は、コロナ禍での生活に話が及ぶと「家族と過ごしていた。そもそも、東京で1人暮らしをしていなくて、海外を行ったり来たりの生活をしていた。お母さんと妹と結構、長い時間、一緒にいた。仕事もなく…学生時代以来、家族とたっぷり過ごした。家族の絆が深まった」と振り返った。その上で「妹も、割と飛び回る生活をしていて…忙しくて家にいなかったじゃないですか? 今、思うと、すごく貴重な時間。雑誌の撮影を依頼されると、家で妹と一緒にバック紙を敷いてライティングしたり頑張って共同作業し、家族とクリエイションした時間」と、妹でモデルの水原佑果(26)との“共同作業”もあったと明かした。

そして「今、すごく家族が仲が良くて、コミュニケーションが深まり、一緒に映画を見に行ったり、子供の頃にしたようなことをしていた。友だちと会わないことは寂しかったけど、家族の新たなコミュニケーションの形が出来た。家族にとって、忘れられない経験になった」と笑みを浮かべた。

仕事の仕方や人生の考え方も変わったという。「仕事だから、やらなきゃいけないというのがあったけど…自分のやりたいことが、より明確化した。自分に与えられた命と時間があるから、ひとときも無駄にしたくない。自分の人生なんだ、これはと考えるようになった」と語った。

その上で「今までは正直、あまりやりたくないけど次につながる。得るものがあるかもしれないけれど、やりたくないということはあった。そういうのをやらなくなった。自分が苦しいと思うことを、1つでも多くなくして、せっかく自分の人生だから楽しいと思えることをやる」と語った。さらに「自分というものを、あまり考えていなかった。自分が何をしたいのかを真剣に考えた。やれば終わる、過ぎていくと、ないがしろにしていたけれど、プライベートでも仕事でも、自分の好きなこと、やりたいことって何だろうと、自分に問いかけることをするようになった」とも語った。

そして学生たちに「いいことはいいと言い、懸念は事細かに話し、壁を作らないようにしています。最終的に、良い結果につながるようにオープンにしています」とアドバイスした。