写真家で映画監督の蜷川実花氏(48)が2日、都内で、個展「虚構と現実の間に」の取材会を行った。

18年から全国10会場を巡回した展覧会の集大成。今年撮影した桜の写真や女性、パラスポーツ選手たちのポートレートなどを展示している。東京会場では、約8万人の来場者を見込んでいるといい「二度と出来ない展示になっている」と胸を張った。

引っ越しをするため、実際に自分の書斎をそのまま、個展に展示した。「書斎を持ってきたので、今、家にほとんど何もない(笑い)。こういうことを考えているのかと、知られていない部分も見ていただけたら」と呼び掛けた。