NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の5日に放送された第102話の平均世帯視聴率が15・5%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、ある朝、ラジオブースに地元中学生の石井あかり(伊東蒼)がやって来た。気になった百音は、声をかけるが、自分のことは話そうとはしなかった。そのあかりから何で気象予報士になろうとしたのかを聞かれ、百音は「誰かの役に立ちたいと思ったから」と答えた。すると「何か、きれいごとっぽい」と言われた百音は、以前に亮(永瀬廉)からも同じことを言われたことを思い返した。その後、百音は新たに地域防災推進対策の企画として災害時の避難行動マニュアルを作成しようとしていた。その夜、亮(永瀬廉)と飲んでいた未知(蒔田彩珠)を迎えにいくと、様子がおかしかった。未知は亮から、いつになっても同じ時間に返され、必要だと思われていないんじゃないかと百音に話した。そして「私は…、ずっと何がしたかったんだろう」とつぶやいた。