杉咲花主演の日本テレビ系連続ドラマ「恋です! ~ヤンキー君と白杖ガール~」(水曜午後10時)第1話が6日、放送され、平均世帯視聴率が8・8%(関東地区、速報値)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作はウェブ連載の累計閲覧数2000万PVを突破した漫画家うおやま氏の話題作「ヤンキー君と白杖ガール」の実写化。杉咲演じる、勝ち気で、ちょっと天然ながら恋に臆病な盲学校高等部3年生の赤座ユキコと杉野遥亮演じる、けんかっ早いけれど根は純粋なヤンキー君・黒川森生のラブストーリー。

第1話で、盲学校高等部に通う赤座ユキコは、おっちょこちょいなカメラマンの父・誠二(岸谷五朗)と、心配性なネイリストの姉・イズミ(奈緒)と3人暮らしをしていた。色と光がぼんやりわかる程度の弱視のユキコは、その日、いつものように白杖をついて学校へと急いでいた。しかし、朝からツイていないこと続きで時間は遅刻寸前だった。そんな日に限って、点字ブロックの上で話し込む男たちに遭遇してしまった。

何やら物騒な会話を交わす男たちに、どいて欲しいと頼むユキコだが、相手は地元でも有名な札付きのワル「黒ヒョウのモリ」ことヤンキーの黒川森生(杉野遥亮)と、その仲間・花男(戸塚純貴)と草介(堀夏喜)だった。そんな中、白杖をつかまれて、反射的に蹴り上げたユキコの足が、偶然にも森生の股間にヒットしてしまった。もだえ苦しむ森生を心配し、ユキコはよく見ようとのぞき込んだ。だが、その瞬間、ユキコの顔の近さに驚いた森生は、恥ずかしさから思わずフリーズしてしまった。