NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の27日に放送された第118話の平均世帯視聴率が14・5%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、永浦家へのあいさつを終えた菅波(坂口健太郎)は、中村信弘(平山祐介)の要請で急きょ東京に帰ることになった。菅波は1度、登米にいるサヤカ(夏木マリ)の所にも寄って帰ることにした。

百音は、気象情報の投稿アプリとコミュニティーFMとを連動出来ないかと遠藤(山寺宏一)らに提案した。情報を双方向にやりとりして災害時の避難行動をつなげようとしていた。その提案に高橋美佳子(山口紗弥加)らは興味を示してくれた。一方、未知(蒔田彩珠)は大学に行くかどうかで迷っていた。百音が話を聞くと「大学には行かない。どこにも行けない。ここを離れられない」と告げた。百音は未知の心の内を聞こうと、ずっと胸にしまってきた震災時での出来事を聞いた。未知は「おばあちゃんを置いて逃げた。どう言っても、引っ張ってみても動いてくれなくて。私は…、絶対、自分を許すことが出来ない。自分がここで役に立てれば、いつか…」と涙し話した。