27日に放送されたテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」（水曜午後9時）第3話の世帯平均視聴率が12・6％（関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値）だったことが28日、分かった。

第1話は15・2％、第2話は14・5％だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町演じる冠城亘のコンビは7シーズン目に突入。season1～7の第9話まで寺脇康文が演じた亀山薫に並ぶ。

右京と亘は、青木（浅利陽介）をともなって、加西周明（石丸幹二）が生前、準備していた仮想現実の世界に足を踏み入れる。そこに、官房長官・鶴田翁助（相島一之）の“弱点”が隠されていると踏んだ右京たちは、加西のアバターに案内されるまま歩を進めた。一方、元内閣情報官の栗橋（陰山泰）は、柾庸子（遠山景織子）の一件をめぐって捜査一課から厳しい追及を受けていたが、関与が疑われる鶴田をかばってか、完全黙秘を貫いていた。同じ頃、警視庁では、広報課長を務める美彌子（仲間由紀恵）に辞令が下り、思わぬポストに異動することになった。背後には鶴田の手引きや美彌子の思惑があるとみられるが、真相は不明。そんな中、鶴田は加西が握っていたと思われる、自身の“弱点”をつぶしに掛かろうとするが…