石原裕次郎さん、渡哲也さんらが出演し79~84年に放送されたテレビ朝日系刑事ドラマ「西部警察」のシリーズ本第2弾「西部警察 PERSONAL2 舘ひろし」(青志社)が6日に発売される。舘ひろし(71)が演じた2人の刑事、タツこと巽(たつみ)総太郎、ハトこと鳩村英次に焦点を当て、未公開ショットを含めた223枚の写真やインタビューなどで構成された。

舘が演じた巽刑事は、パート1の1~30話まで登場し殉職。鳩村刑事は同109話から登場し、04年のスペシャルでは巡査部長に昇格して登場した。

舘は「出会いから終了までのすべてを語ろう」と題されたインタビューコーナーで、「(西部警察は)自分の原点。一生の宝だと思っています」と語っている。2人のキャラクターを演じたことについては「最初は巽で、そして鳩村となって復活します。これが全然別人という(笑い)。やっぱりこの辺が『西部警察』という作品の魅力なんじゃないでしょうか」とおおらかな時代を背景に、エンターテインメント性を追求した作品だとした。

裕次郎さんや渡さんと長く共演できたことにも「2人の映画スターを先生に持てた」と振り返った。ほかにも、渡さん演じる大門団長の殉職シーンや、大規模な爆破シーンなどについて語っている。

また「西部警察」のメインテーマ曲を含む2曲のCDが特典として付けられた。