歌手で女優の酒井法子(50)が13日、大阪市内の劇場で公開中の主演映画「空蝉の森」の舞台あいさつを行った。大阪はかつて夏は天神祭、年末はディナーショーがルーティンだったらしく「大切な時間を過ごさせていただいた場所」。必ず行きつけのステーキハウスで「肉もニンニクもたっぷり食べる」と笑った。

サービス精神旺盛で、MCから大阪=阪神のイメージで「何かのりピー語を」とむちゃぶりされると「阪神、マンモスクヤピー」とニッコリ。自身の大ヒット曲「碧いうさぎ」を16年ぶりにリメークした「碧いうさぎ2021」の1フレーズをアカペラで披露し、ファンを喜ばせた。また、パフレット購入者への直筆サインプレゼントも来場者全員に切り替えた。

酒井には13年ぶりの主演作品、女優復帰以来初出演した映画。撮影は14年で15年公開予定だったが、製作会社の倒産などもあり、6年遅れの公開となった。「フランス映画っぽい、見た人に作品の解釈を委ねる作品と思います。1度と言わず、何度も見て、謎解きを楽しんでもらえたらうれしいです」とPRしていた。