ぺこぱが16日、東京・なかのZERO小ホールで、ひかりTVとdTVチャンネルで配信中の初冠レギュラー番組「特命ぺこぱ~ぺこぱ貸します~」(月曜午後11時)1周年大感謝祭“スケシャルコラボやっちゃいますライブ”を開催した。シュウペイ(34)は「初めてライブっぽい企画をやった。究極の…想像の何倍も面白いライブになった」と会心の笑みを浮かべた。

松陰寺太勇(38)は、この日、ともに大喜利などを繰り広げたウエストランド、怪奇YesどんぐりRPG、カカロニ、タイムマシーン3号、トンツカタン、錦鯉、ママタルト、ミクミクサイダー、モンローズ、やす子、ランジャタイの面々の、芸の仕上がりぶりに、素直に驚いた。「皆さん、仕上がっている途中…全員、マジであるんじゃないかな…全員、行って欲しい」と現在、準々決勝開催中にM-1グランプリの行方に期待した。一方で、集まった取材陣からイチ押しを聞かれると「ここで言って、ハードルになって欲しくないから全員と…」と気遣いも見せた。

シュウペイも「俺らもヤバイかなと思うくらい、仕上がっている。M-1、上位に行って欲しい」と、出演した芸人の芸の仕上がりぶりに太鼓判を押した。その上で、3位に入った19年のM-1グランプリ決勝で人生が変わった自らの経験を踏まえ「M-1ドリームで世に出られた。味わって欲しい。M-1ドリームを輩出したい」と、番組に出演した芸人のブレイクを期待した。

この日は冒頭で、シュウペイが朝の番組のMCを務めるネタを披露し「朝の顔とか、俺らクラスだとMCやりたいから」などと口にした。囲み取材の中で、シュウペイは「自分たち中心で番組をやるのが、ほぼこの番組が初めて。(番組ごとに)求められることはあるんですけど、反省がある。自分たちの番組になると、頭から自分たちのペースでやれる。その気持ち良さが分かった」と語った。その上で、今後の目標について「やりたいことを口に出してきて、ウソみたいにかなってきた。ネタでもやってるし…今は昼にやっている。朝、やりたいな。野望を、ネタに変換するのも面白いかな」と、朝の番組のMCを狙いたい考えを口にした。

一方、松陰寺は「今、やらせてもらってる番組を一生懸命…地に足を着けたいなと」と、堅実な姿勢を強調した。