NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)は22日、今週のダイジェスト版が放送された。

【インタビュー】るい役の深津絵里「とんでもないものを引き受けてしまった」

今週は怒涛(どとう)、波乱の展開だっただけにツイッターには「天国から地獄のような1週間」といった感想が寄せられた。

月曜日(17日)から金曜日(21日)をまとめてみた。

月曜 ジョー(オダギリジョー)がトランペットコンテストの準備を進める。しかし直前に自信を無くしヒロインるい(深津絵里)と時代劇の映画を見に行く。

火曜 コンテスト当日。ジョーとトミー(早乙女太一)が決勝セッション。佐々木希が芸能事務所の社長令嬢役で初登場。

水曜 優勝したジョーがるいを抱きしめ「結婚しよう」とプロポーズする。住み込みで働くクリーニング店の竹村平助、和子夫妻に「サッチモちゃんをください」とあいさつ。「娘をよろしゅう頼みます」と平助。ジョーの好物ホットドッグの秘密も明かされる。

木曜 ジョーの名前の由来などが明らかに。2人を知る岡山の定一さん(世良公則)が深くかかわっていた。レコードデビューに備えジョーが上京も、しばらくして異変発生。

金曜 原因不明の不調でトランペットが吹けなくなったジョーがデビューを断念し帰阪。るいに「お前とは終わりや」と告げる。

まさに「天国から地獄」の展開。ドラマ上は「結婚しよう」から「終わりや」までは夏から春先までの設定だが、視聴者にとってはわずか3日間の出来事。ツイッターには「週半ばで視聴者をキュンキュン興奮度MAXにさせておいて、週末に視聴者を絶望させるの残酷」という声も投稿された。

ただ、ダイジェスト版終了後に流れた「次週予告」には光明も。予告を見た視聴者からは「来週、予告だけで泣ける」「次週予告で目に光が戻りました」などのツイートがあった。

なお来週(24~28日)の予告映像は、番組公式ページにもアップされている。るいとジョーの今後は…。本放送は週末を挟み、月曜日(24日)に再開する。

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。