King&Prince岸優太(26)が今冬公開の「Gメン」(瑠東東一郎監督)で映画初主演を果たすことが23日、分かった。熱く真っすぐな問題児の高校生を演じ、“ヤンキー青春ストーリー”に挑戦する。

14年から18年まで漫画雑誌「週刊少年チャンピオン」で連載され、累計150万部を突破している小沢としお氏の人気コミックが、初めて映画化する。問題児ばかり集う男子校の1年G組に転校してきた岸演じる門松勝太が、クセの強いクラスメートや上級生ら仲間たちと全力で生きる姿をアツく、楽しく描く。

岸が26歳で高校生役を演じることについて、瑠東監督は「ギャップは全く感じてないです。(制服姿は)勝太そのものでした」と絶賛。「爆発させてほしいです。いろんな感情を。内に秘めたすごいモノを感じるので」と期待を寄せた。小沢氏も「岸君は勝太を演じるために生まれてきたのではないかなどと勝手に思っております」と話した。

岸は「King&Princeのメンバーに報告したらすごく喜んでくれたのですが、『万引きGメン』の話だと思い込んでいるメンバーもいます」と笑顔で明かした。劇中ではケンカのアクションシーンにも挑戦する。「勝太は何事にも100%でぶつかっていく主人公で、空回りしてしまうようなところも含めて自分と重なる部分があります。動ける体と持久力をつけるために日々準備しています。フルパワーで臨ませていただきます」と誓った。