お笑いコンビたんぽぽの白鳥久美子(40)が24日、ブログを更新し、保育士試験に合格したことを報告した。

昨年8月にお笑いタレントのチェリー吉武との間に第1子女児を出産している白鳥は「う、受かった!」のタイトルで「保育士試験受かりましたー!」と報告しながら、本名「吉武久美子」名義の合格通知書の写真をアップ。試験勉強を始めた経緯について「2年前コロナにかかって、その頃は、今よりよく分からないウイルスだったこともあり、自宅療養が明けてからも1ヶ月休んだんですよね。そのあとは、仕事も減ったりして、ヒマだから前から気になっていた保育士の勉強しようと思いまして、あと、その頃に妊活も始めたので、ちょうど勉強もできていいかなと思ったり、もし、妊娠できなくても保育士さんになれたら子どもと関わる機会は増えるかもと、思ったり。いい事だらけだ!と、思って勉強始めました」と説明した。

続けて、試験を回想。「とはいえ、無理そうならいつでもやめようという、ゆるい志しでございます。妊娠中に試験受けて8教科中1教科落として、出産してからその1教科受けまして、受かってから実技で、言語と造形を選択しました。言語ってお話しを3分以内で話すんですけど、久しぶりにオーディション受けたみたいで、ドキドキして、めちゃくちゃ楽しかったです。私は『大きなかぶ』をやりました」と振り返った。

白鳥は「受かったとはいえ、まだまだ実践が足りませんので、日々の育児で学びつつ、いつか誰かの役に立てたらいいなぁと思っています」とコメント。「運転免許もない私ですので、初の資格獲得。嬉しいです!」と喜んだ。

保育士試験は年2回実施され、「保育原理」「教育原理及び社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」「保育の心理学」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」の8科目に合格した後、実技試験もあるため、幅広い知識が必要とされる。厚労省の資料によると、20年度(令和2年度)は4万4914人が受験し、1万890人が合格(合格率約24・2%)したという。保育士になるには他に、指定の学校で単位を取得するなどの方法もある。