ゴールデンボンバーの鬼龍院翔(37)が13日、新曲「マリアの肝臓」(同日配信)を初披露した。

都内のJOYSOUND店舗から「ヒトカラフェスwith鬼龍院翔」を開催。鬼龍院の1人カラオケ(通称ヒトカラ)を新サービス「みるハコ」を通じて、全国のカラオケ店へ生配信した。

コーラスであやまんJAPANが参加する酒をテーマにした新曲を熱唱した鬼龍院は「単純だけど大好きな曲を大声で歌うとやっぱり楽しい。カラオケは素晴らしい文化」と満足げに話した。

さらに、「ミュージシャンはカラオケで歌うことを避けることが多い」と持論を展開。その上で「(カラオケ好きの)私は、そのプライドをどこに捨ててきたのか…」とポツリ。数年前にも、全国ツアー前日に地方の店舗で1人カラオケして猛特訓したことを明かした。当時を思い返しながら「好きな曲ばかり歌っていたら泣けてきて、心のリフレッシュになった。テンションが上がってカラオケに行くのも良いが、落ち込んでいる時こそ行ってほしい」と呼び掛けた。

イベントは、ラジオDJのやまだひさしと「コロナ禍で苦境のカラオケ業界を応援したい」との思いで企画した。現在も自粛生活が続いているが、鬼龍院は「最近は煮込み料理にはまっている。コツを理解して一気に楽しくなった。1時間以上煮込むとおいしくなる食材が分かった」と、前向きに語っていた。