NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第75話が16日に放送され、薬師丸ひろ子(57)のデビュー曲「セーラー服と機関銃」がドラマの中で流れた。

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※以下、ネタバレを含みます。

ドラマで描かれているのはヒロインひなた(川栄李奈)が高校3年生になった1983年(昭58)。14日はH2Oの「想い出がいっぱい」、前日15日はあみんの「待つわ」が流れた。1980年代のヒット曲が日替わりで流れ、同世代の視聴者が盛り上がっていた。

この日の放送ではひなたが夏休みのアルバイトをすることになった映画村の休憩所のラジオから「セーラー服と機関銃」が流れた。今ドラマ2度目の声の出演となった元NHKアナウンサーの小野塚康之氏が近畿地方の天気予報を伝えた後、「さて続いてはこの曲をお送りしましょう。セーラー服と機関銃です。どうぞ」。そして薬師丸の歌声が流れた。

「セーラー服と機関銃」(来生えつこ作詞、来生たかお作曲)は1981年11月リリース。同名映画の主題歌で薬師丸自ら歌った。セーラー服姿の薬師丸が機関銃をぶっ放し「カ・イ・カ・ン」とつぶやくシーンはあまりにも有名。映画とともにこのデビュー曲も大ヒットした。

ツイッターでも盛り上がりをみせ「セーラー服と機関銃」がトレンド入りした。

「セーラー服と機関銃!!ひろこちゃん!」

「『セーラー服と機関銃』懐かしいな」

「『カ・イ・カ・ン』なやつね」

「毎回その時代のヒット曲をBGMで流してくれますね。今日は『セーラー服と機関銃』」

「わーい!きたきた!『セーラー服と機関銃』」

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。