女優のん(28)が25日、都内で、監督、脚本、主演を務めた初の劇場長編映画「Ribbon」の初日舞台あいさつに登壇した。

コロナ禍によって卒業制作の発表の場が奪われてしまった美大生の物語。実際に美大生のインタビューを読んで、「これを書くしかないと思った」という。つらい状況だからこそ家族のシーンは心温まる柔らかい部分を意識して描いた。「モヤモヤや悔しさ、我慢していることをリボンがはき出してくれる。見てくださった方にすっきりした気持ちで明日も頑張ろうと思ってもらえたらうれしい」と話した。