フジテレビ宮司愛海アナウンサー(30)が、4月4日からニュース「FNN Live News days」(月~金曜午前11時30分)の月、火曜日のキャスターを務めることが23日、発表された。レギュラー報道番組のキャスターを務めるのは初めて。

宮司アナは15年に入社。「めざましテレビ」情報キャスターなどを務め、18年からは土日のスポーツ番組「S-PARK」のキャスターを担当してきた。昨年の東京五輪や、今年2月の北京冬季五輪ではメインキャスターを務めた。

入社8年目となる4月からは“スポーツの顔”から“報道の顔”へと、新たな挑戦に踏み出す。宮司アナは「身の引き締まる思いです。また同時に、これまで4年間身を置いていたスポーツの現場と全く違う環境で、新たなスタートを切ることができるのが楽しみでもあります」と話している。

そして「自分から見える景色だけでなく、世の中に隠れているものごとを掘り起こし、丁寧に言葉にして伝えていくアナウンサーでありたいと思っています。“伝えるべきことを、伝わるようにお伝えする”というアナウンサーの最も基本的なことを大切にしながら、信頼してもらえる、伝え手になるべく日々謙虚に仕事に臨んでまいります」と、報道キャスターとしての意気込みを明かしている。

宮司アナと月、火曜を担当するのは安宅晃樹アナ(29)。「ミスター東大コンテスト2012」グランプリで、東大大学院を経て17年入社。「宮司アナウンサーとのタッグは初めてですが、これまでスポーツやバラエティーなど幅広く担当している宮司アナのスキルを盗みつつ、より良い番組になるよう切磋琢磨(せっさたくま)していきたいと思います」と話している。

水~金曜を担当するのは、島田彩夏アナ(47)と立本信吾アナ(36)。

98年入社以来、報道番組を担当している島田アナは「報道番組に携わり早いもので20年超となりました。自分でもびっくりします。私がずっとそうしてきてもらったように、私もこの道の先輩として温かく、実践的なアドバイスを後輩たちにしてあげたいと思っています。フジテレビの報道番組の伝え手として、育成者として、見ていただく皆様から信頼を得られるよう、今後も仕事をしていきたいと思います」。

09年入社の立本アナは「正確に情報と意味を伝えることにこだわりをもって、より聞きやすいニュースをお届けできればと思います」と話している。