新垣結衣(33)が出演する「アサヒ生ビール」(通称マルエフ)新テレビCM「春もおつかれ生です」編が、1日から全国で順次、オンエアを開始する。

春らしく髪を短くしてイメージチェンジした新垣が、テラスで一息ついてテラスでビールを手に取り、なじみの焼き鳥屋のカウンターで店主と談笑しながら飲んだことなどを思い出す様子を描く。カメラ目線で「日本のみなさん、おつかれ生です」と語りかける様子やビールを飲んだ後のホッと落ち着いた表情が見どころだ。

新垣にとって、アサヒ生ビールのCMは21年9月にオンエアした「復活の生」編、「おつかれ生です」編以来、第5弾となる。「(春らしい)わくわくした“わくがきゆい”バージョンで」との監督からの提案に一瞬、軽く首を傾げつつも、焼き鳥屋でビールを楽しむシーンでは「オッス!」や「ありがたや~」「あざ~っす」「どやっ!」といった、なじみの店でしか出さないようなアドリブも飛び出すなど、和気あいあいとした雰囲気の撮影現場となった。

新垣は、21年12月にオンエアされた、アサヒ生ビール「年末もおつかれ生です」編の撮影時に応じた取材の中で「2021年で印象的だった出来事は何ですか?」と聞かれると、5月に発表した星野源(41)の結婚だと即答。「私の中での、1番の印象的だった出来事といったらもう…本当に私事で申し訳ないんですけれども、結婚を発表させて頂いたことが、印象的というか1番、私の中では大きな出来事でしたね」と、しみじみと語っていた。

アサヒ生ビールは、1986年(昭61)2月に発売。翌87年3月に発売された「スーパードライ」のヒットの足掛かりとなったが、当時の生産体制を、キレと辛口を重視し、人気が沸騰したスーパードライに集中するため、93年に缶と瓶は終売となった。ただ、まろやかな味わいは飲食店から愛され続け、たる生のみ継続して販売し続けてきた。その中身は発売当時そのままに、缶のパッケージを大きく変えて21年9月14日から全国で発売。想定を上回る売れ行きに商品の供給が追い付かず一時、休売となったが、同11月24日から再発売し、当初販売目標の150万箱を突破。2月15日からは“復活の黒生”として「アサヒ生ビール黒生」を発売し、新垣もCMに出演している。